案内板にひかれて
以前、島根県西部に位置する益田市の「島根県立万葉公園」を訪れる機会がありまし
た。正確に言うと、公園の案内板にひかれて、車を走らせたというものです。公園内の
案内板には、「柿本人麻呂」という名前が記されてありました。
その「案内板」につられて、「人麻呂展望広場」へ、歩いて上がってみると、柿本人
麻呂が詠んだとされる歌が、石に彫られたり、看板へ記してありました。
これを、ブログへ載せる「‥風景」とは云いがたいし、「柿本人麻呂」を検索してみ
ても、奥が深そうなので、これまで放置してきました。写真だけは、歌を中心に撮って
歩き、それがパソコンのホルダーへ残っていました。
「柿本人麻呂」を勉強してから、取り扱うとすれば、それは嘘になります。まず、歌
を載せて、解読してあるものを、紹介しながら、勉強していってはどうか、と考えるよ
うになりました。
今回から「島根県立万葉公園と柿本人麻呂」を、シリーズで追ってみたいと思いま
す。まず、今回は「島根県立万葉公園」を検索すると、以下のように記されていました
ので、これをスタートとし、紹介してみます。
島根県立万葉公園
島根県は古来から、出雲、石見、隠岐の3つの地方に大きく分けられています。
出雲地方は、古事記、日本書記のなかで出雲神話として取りあげられており、古代文
化発展の地として有名です。石見地方も、現存最古の歌集である万葉集に詠まれていま
す。その大半は、8世紀の初めに石見地方に住んだ万葉時代の歌人柿本人麻呂の作品で
あり、この地方の古代文化の象徴となっています。
そのため‥‥柿本人麻呂にゆかりの深い益田市に、万葉のロマンを広く世に伝え‥‥
本公園の一部を昭和57年9月に開園しました。その後、公園を拡大し平成20年3月に完
成。‥‥と。
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