fwssのえっさんブログ

「えっさん」は、呼ばれていたニックネーム。「ファミリーワゴンSS」車のエスにもかけました。

ポータブル電源で車載用のエアコンを使ってみました‥

3泊4日の車中泊旅‥

先日、ぼっちの車中泊旅へ出掛けてきました。車中泊は、夏の暑さが大敵です。日産バネット:NV200をベースにした、ファミリーワゴンSSという、小さなバンコン車なので、常設ではない車載用のポータブルエアコンを、積み込んで出発しました。

 

RVパークで外部電源‥

そのエアコンを使用するには、とうぜん電源が必要です。しかも、長時間ともなると、RVパークで外部電源を使うことになります。なので、今回の車旅は、三日間ともRVパークを利用しました。

 

だが、しかし‥です。

前日、予約するために電話をすると「予約制ではなく、当日、受付の先着順‥」だと‥。そのため当日、早めに出発して受付を済ませました。もう一箇所のRVパークも、同じく「当日の先着順」でした。

 

そうなると観光も変更に‥

もし、現地へ到着し、先着が多くてRVパークが利用できないとなれば、新たなRVパークを探し、観光などの予定も変更せざるを得なくなります。どこのRVパークも確保できないことになれば、外部電源のないところで、車中泊ということにもなりかねません。

 

車内電源の活用で検証‥

そこで、そうしたことを踏まえ、車内のサブバッテリーや、常設している、もう2つのポータブル電源が、利用できるのか?  活用できるとすれば、どのくらいもつのか? を、検証してみることにしました。

 

2つの電源では稼働せず‥

エアコンのコンセントを、サブバッテリーへ繋いで、電源を入れてみましたが、稼働しませんでした。小さい方のボータブル電源も同様で、電源が入りませんでした。

 

1つが稼働したため時間を計測‥

下掲のポータブル電源だけ、エアコンが稼働しました。従って、このポータブル電源で、どのくらいの時間、稼働させることができるか、実験してみました。結果は、2時間40分余り使用することができました。

 

下掲は、エアコンが稼働したポータブル電源です。パネルには、508Wと表示されています。

 

下掲の左側が、エアコン積載時の様子です。荷台左上が室内機で、左下が室外機です。ポータブル電源で、エアコンの稼働時間を、計測するために準備を始めました。下掲の右側が、室外機を車外へ設置した様子です。

 

後部へビニールカーテンを設置した様子です。エアコンを使用する際、車内外の機器を繋ぐ平コードがあるため、ハッチバックドアを締め切ることができません。雨が降った場合に、雨水が車内へ入らないようにする対策です。ビニールは、カーテンレールを利用して吊しています。セットする時には、マジックテープで車体へ取り付けます。

 

下掲の左側は、ビニールカーテンをセットし、ハッチバックドアを降ろした状態です。右側は、車体とドアを繋ぐ防犯用ストッパーの金具です。

 

車載エアコンが、使用できるポータブル電源は、車内下部の側面へ設置しています。奧側に設置しているため、本体スイッチをオンにし、エアコン用の常設中継スイッチで電通させるようにしています。


車内後部の荷台上へ設置しているエアコンの室内機を、リモコンでスタートさせた様子です。

 

このポータブル電源で、エアコンが使用できた時間は、満充電から2時間40分余りでした。車外の温度は、32.6度で、車内は27.9度となっていました。尚、エアコンの風量は小で、温度は一番高い設定にした使用時間です。

 

左下のように、大雨時のエアコン使用は、室外機を車外へ出さずに使用します。また、雨水対策のビニールカーテンを使用しない時は、右下のようにカーテンレールに吊したまま、丸めて収納しています。


今回の検証で、車載用のエアコンが、ポータブル電源で、2時間40分余り使用できることが、分かりました。

 

外部電源を利用せず、ポータブル電源での最大使用可能時間からすると、やはり夏の車中泊にとっては、厳しいものがあります。

 

安易な判断をせず、RVパーク利用が、懸命であるように感じました。それが良く分かった検証でした。