fwssのえっさんブログ

「えっさん」は、呼ばれていたニックネーム。「ファミリーワゴンSS」車のエスにもかけました。

オートキャンプの準備⑤:車中泊スペースを広げるために‥

オートキャンプに向けて準備中です。その準備編のアップは⑤回目となります。

 

オートキャンプと云っても、就寝は車内にするつもりです。車中泊です。

 

今回は、その車内で就寝スペースを広げる工夫です。車は「ファミリーワゴンSS」というバンコン車です。

 

この車を購入する際に、車の天井を持ち上げて就寝スペースをつくる、ポップアップルーフを装備するかどうか悩みました。

 

しかし、色々検討した結果、「私たちの旅スタイルでは、それを使用する機会は少ない」と判断し、止めることにしました。

 

その変わり、オプション装備で運転席と助手席を回転できるようにし、車中泊スペースを広げることにしました。

 

また、ポップアップルーフを装備しないことで、ルーフベンチレーター(天井の換気扇)が取り付けられるため、それもオプションでお願いしました。

 

今回、「就寝スペースを広げる工夫」と云うのは、運転席側の座席を回転させずに一番前方へ、スライドさせたあと背もたれ後部に、できる隙間スペースを埋める工夫です。

 

簡単に言うと、「折り畳みボード」を作成することにしました。

 

運転席を一番前までスライドさせると、後部側へスペースができます。座席の下には工具を入れています。今回、この隙間スペースを床面として利用できるようにしました。

 

以前、使用し残っていたスノコ板を活用しました。車内の隙間スペースを計り、それに合わせて切断した状態です。

 

平たい板だけだと、設置した時に安定しないため、元々付いていた、下駄の歯みたいな部分を残しました。

 

折り畳めるように蝶番(ちょうつがい)を購入し、取り付けました。これで設置しやすく、かつ収納しやすくなりました。今回購入したのは、この蝶番だけです。

 

折り畳んで半分の大きさにできるという様子です。

 

他でもボードとして活用できるよう、滑り止めマットを貼り付けました。

 

滑り止めマットを板の大きさにカットし、両面テープで貼り付けました。

 

作成した折り畳みボードを、隙間スペースに置いたところです。

 

作成した折り畳みボードを置く前の状態と、置いた様子です。

 

作成した折り畳みボードを置いただけでは、座席との段差があるためマットで埋めます。マットだと記しましたがマクラを2つに折ったものです。

 

段差がある状態と、それを埋めるために使用したマクラです。

 

スペースを埋めた上へマットを広げた状態です。たった、これだけを広げるための努力です。

 

座席を後ろ側へスライドさせて運転する場合は、マットを外しボードを折り畳むだけで大丈夫です。

 

作成したボードは、こうした場所にも活用することができます。

 

今回、運転席は回転させずに、車中泊するスペースを広げる工夫でした。

 

運転席と助手席を回転させるには、一旦車外へ出てから座席を持ち上げて、動かす必要があります。なので、雨の日などは大変な作業です。

 

しかも、急に車を移動させることになった場合、助手席側はそのままでも発進できますが、運転席側はそうはいきません。

 

仮眠などでは、今回のような方法で簡単に広くできるようになりました。

 

使用しながら、さらなる工夫が必要な場合は、改善していきたいと思います。