fwssのえっさんブログ

「えっさん」は、呼ばれていたニックネーム。「ファミリーワゴンSS」車のエスにもかけました。

「もうひとつの箱根駅伝」に涙。。。

 

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また、涙が‥!

 昨日録画していた「もうひとつの箱根駅伝」を今日見ました。1月2日と3日にかけて、行われた、いわゆる「箱根駅伝」です。ダイジェストで1時間の番組でした。

 「もうひとつの‥」とは、監督が乗る「運営管理車」の中から、選手達をとらえた内容で、選手と監督の秘話も含め、そうした視点で見た、箱根駅伝を「もうひとつの‥」と、表現されたのだと思います。走りだけでは見えなかったドラマです。

 「運営管理車」の中での監督の言葉は、その気持ちがよく現れていて、監督からの檄が、選手たちにどう伝わっていたのかも良くわかる内容でした。ナレータの方も語っていた、箱根駅伝の「もうひとつの物語」を、見させていただきました。

 特に、往路で2分20秒差があった、1位の創価大学を、3位の駒澤大学が、復路最終区10区の残り2キロで、「奇跡の大逆転」と言わしめた、それを巡るドラマに感動しました。10区時点での差は、縮まっていたのではなく、逆に3分19秒差へ広がっていました。駒澤大学の3年生は、「弱くて、谷間の世代だ」と、言われてきたそうです。ゴールテープを切った、3年生自身が語った言葉です。

 その3年生3人のがんばりを、「運営管理車」の車内から、大八木監督がマイクで称え、最終選手へ檄を飛ばしました。創価大学を捉えそうになった時、監督が「運営管理車」へ同乗していた4年生にマイクを渡しました。

 その選手ではない4年生が、「‥3年間ありがとう! 前行けるぞ! 優勝して終わるぞ!」の声援に、3年生のランナーが手を上げて応えました。のちに撮られた映像では、その言葉を掛けられた3年生が「泣きそうになった‥、いままた泣きそうだ‥」と字幕付きで流れました。もうその時点で、「えっさんシーサー」の涙は、ピークでした。監督も優勝を確信されたのか、走る選手に「ありがとう!」と、マイクで‥‥。

 結果は、駒澤大学が総合優勝を果たし、本番では分からなかった「運営管理車」の中の監督と4年生にも涙が溢れていました。

 いつか涙した「なでしこ初優勝」の時もそうでしたが、日々の苦しい努力、そして厳しい戦いのなかで、逆転したり、競り勝ったり、というところに、感動が増幅するのだと思います。

 総合優勝できなかった多くの選手達や、監督、そして、ご家族にも「ありがとう」という言葉があり、それぞれの大きな感動があったに、違いありません。

 みなさん!「感動の物語」を、ありがとうございました!