「おくりびと」という映画が、「中
国で大ヒットしているそうだ」と、
妻が教えてくれました。
日本映画史上初のアカデミー賞外国
語映画賞をはじめ数々の受賞作であ
は、13年前の作品だそうです。
13年前と云えば、現役で仕事中心に
生きていた時代で、話題として知っ
てはいたものの、鑑賞することは、
ありませんでした。
近頃、義母の納棺や死に化粧に立ち
会ったこと、お寺の方丈さんから、
いただいた「四十九日(中有・中陰)
の話」、そして喪中ハガキ、年賀状
じまい文の作成、終活等々へ接して
きたことが、この映画に興味を湧か
せてくれました。
映画の中にこんな台詞がありました。
死は門だね。死ぬということは、終わりというこ
とではなく、そこをくぐり抜けて次へ向かう。ま
さに門です」と‥。
昨日のブログで、年賀状じまいとい
う終活の一環‥、で記したことと繋
がっているように思え、映画「おく
りびと」に触れることにしました。
今まで観たことがなかった私が記す
のもおかしい話ですが、中国の方達
だけでなく、日本人が観でおくべき
映画ではないかと思いました。