センターボックス・ミニ保冷温庫
先般、数ヶ月ぶりで2泊3日の車旅・車中泊旅へ出掛けまし
た。車中泊は1泊の予定でしたので、冷蔵庫を積み込まず、常設のセ
ンターボックス・ミニ保冷温庫だけ利用することにしました。
このボックスは、以前乗っていた車のオプション装備品でした。そ
れを、いま乗っている日産NV200:ファミリーワゴンSSのバンコ
ン車へ設置しているものです。
このミニ保冷温庫を有効活用するために、工夫して出発したつもり
でしたが、失敗を招くことなりました。その状態と、さらなる改善へ向けた
工夫について掲載します。
12Vと100Vの両方が利用できる
このボックスは、保冷温庫というくらいなので、急激に冷やす・温め
るというよりは、温度を保つくらいの機能です。電源は12Vと100Vの両
方が使用できるようになっています。
電気が逆流する
エンジンをかけ、走行中は、シュガーソケット(12V)から、
電源をとり、駆動させています。エンジンを止めて、観光するときなど
は、積み込んでいるポータブルバッテリーから100Vの方を利用でき
るよう、12Vも100V両方のコードをボックス側にセットして出発
しました。
失敗というのは、エンジンを止めて、12Vと100Vの電源をボック
スへ、差し込んだまま、ポータブル電源100Vの方のスイッチを入れ
たため、電気が12Vの方のコードを通じて逆流し、機器から音が出たの
です。ただ、機器が壊れるまでに、至らなかったのは、「不幸中の幸い」で
した。帰宅してから、それを改善するための作業を行いました。
電源スイッチ付きのソケットを付ける
保冷温庫の電源差し込み口が、写真のように下側へ、付いているた
め、差し替えが難しいのです。そこで、12V電源の方へ、スイッチ付きの
ソケットを取り付けました。
100Vへ電源を切り替える際、12V電源の方のコードも保冷庫へ
差し込んだままで、取り付けたスイッチを切れば、そこから電気は逆流
しなくなりました。
青く光っている部分がスイッチで、電源が入っている状態です。この
スイッチを付けたことで、コンセントは差したまま、ボタンで入り切
りし、12Vから100Vへ切り替えることが、できるようになりました。
リモコンスイッチを取り付ける
ポータブルバッテリーへ繋ぐ100Vの方は、ポータブルバッテ
リーへ、リモコン付きの差し込み口を取り付けました。リモコンス
イッチは、運転座席の横へ吊すようにしました。
この設置によって、走行中にポータブルバッテリーから電源をと
っていて、逆に12Vからの電源へ切り替える際、リモコンで100V電
源の方を切ることができるようになりました。