「道の駅萩往還」付近に、歴史の道「萩往還」が残っています。現在の道路を横切っていたのだと思いますが、両側を歩いてみました。「萩往還」とは、江戸時代に萩と三田尻(防府市)間で、整備された街道だそうです。ネットでは、「1604年頃の整備‥」という記述もあります。
また、近くには、次で紹介する、「鹿背隧道(かせずいどう)」もあり、案内板へは「1884年開通」と記載されています。今年が2020年なので、「鹿背隧道」開通は、136年前、「萩往還」完成は、416年前ということになります。車で走ってきた現在の道路を含めると3本の道‥? そう考えると、歴史の道を少しだけ、歩いてみても、感慨深いものがありました。美祢東JCT側からは、萩へ向かって専用道路が伸びつつあります。これが歴史的には、4本目の道ということになるのでしょうか? 歴史の古い道から、次第に利用されなくなり、廃れていくなら、少し寂しい気もします。
いまは、思い出せませんが、もう少し山陽側へ向かったところでも、車を止めて「萩往還」を散策したことが、記憶にあります。そんな旅風景の写真が、これから出てくることを期待したいと思います。